スーパーでお見舞いの差し入れを買って、駅のホームへかけ降りると、珍しく髪を結んだ日和ちゃんがいた。
私に気づくと私に駆け寄ってくる。
「希凛ちゃん!」
「ごめん、行こっか」
日和ちゃんは私の隣に並び、うれしそうに手にぶら下げた袋から中身を取り出した。
「見てみて、安かったんだ、これ」
日和ちゃんがとりだしたのは、お菓子の詰め合わせと果物の詰め合わせ。
パッケージには150円と書かれたシールが貼ってある。
「私も買ってきた」
私も袋から中身を取り出す。
スポーツドリンクとフルーツゼリー。
日和ちゃんと比べるとかなり量は少ない。
1人ため息をつくと、日和ちゃんはいたずらっこのように笑った。
「あ、お菓子の詰め合わせはお見舞いの後に希凛ちゃんと一緒に食べようと思ってるんだ。だからお見舞いの差し入れじゃありませんよー」
「あ、ありがとう」
「ううん、全然!!」
日和ちゃんは冷やかすようにニヒニヒと笑っている。
…うう、日和ちゃんの思わせ作戦だった。
私に気づくと私に駆け寄ってくる。
「希凛ちゃん!」
「ごめん、行こっか」
日和ちゃんは私の隣に並び、うれしそうに手にぶら下げた袋から中身を取り出した。
「見てみて、安かったんだ、これ」
日和ちゃんがとりだしたのは、お菓子の詰め合わせと果物の詰め合わせ。
パッケージには150円と書かれたシールが貼ってある。
「私も買ってきた」
私も袋から中身を取り出す。
スポーツドリンクとフルーツゼリー。
日和ちゃんと比べるとかなり量は少ない。
1人ため息をつくと、日和ちゃんはいたずらっこのように笑った。
「あ、お菓子の詰め合わせはお見舞いの後に希凛ちゃんと一緒に食べようと思ってるんだ。だからお見舞いの差し入れじゃありませんよー」
「あ、ありがとう」
「ううん、全然!!」
日和ちゃんは冷やかすようにニヒニヒと笑っている。
…うう、日和ちゃんの思わせ作戦だった。