――――…。 《ピピピッ、ピピピッ》 ………朝だ。 「眠っ……。」 私は重い身体をムクッと起こした。 《ピピピッ、ピピカチャ……》 目覚まし時計のボタンを押して、 アラーム音を止める。 「………寒いなぁー…。」 冬の朝って、本当に寒い。 折角布団を温めたのに、 この布団から出なきゃいけないなんて。 学校とか、サボっちゃいたいな。