「………はぁー…。」


「ちょっ、どうしたの、優杏。」

あー…奏乃に心配された。

因みに今日は奏乃とカフェに来てます。

あ、駅前の所のね。


そして、

何とも女子らしくない溜め息をついた

現役女子高生の私、真川優杏。

正直今、ものすごーく悩んでます。


「優杏?何かあった?」

目の前の奏乃は

私の心配をしているようだ。

ちょっと首を傾けて…可愛い…。


「………奏乃、可愛い…。」

思わず口に出た。


「えぇっΣ(-∀-;)!?き、急にどうしたの!

優杏、ホントに大丈夫!?」

私の額に奏乃が手を当てた。


「…熱は無いね…。」

おい。

本気で私の身体の心配してたのかい。


奏乃…天然も入ってるのかな…。

私は紅茶を口に運ぶ。


「あ、そう言えば優杏。もうすぐ

碧眞君の誕生日じゃないっけ?」


「ゴホッ!ゴホゴホッ!!」


「えぇっ、ゆ、優杏!?」

盛大にむせた。