初めてとても好きになった君は
幼なじみで、優しくてかっこいい
素敵な人だった。

毎日が素敵で
同じ部活で

「おはよー」から始まり
「バイバイ」が君との日課

その日は未優と彼氏が喧嘩して
私と慶太は呼びだされた

「真季~太一がひどいのー(泣)」
「また~?!」
「お願い!慶太も連れてきていいから、一緒にいつもの公園来て?」
「あーもう。分かったよ...」

未優と彼氏は喧嘩が多くて
いつもの公園に行き仲直りするのが日課だった。

慶太の家のインターホンを押す。
「はい」
「慶太~また、喧嘩だよ~」
「まじで?はぁ...行く。」
「うん。待ってる!」

慶太と長くいれるこの時間が好きだった。

未優と太一が仲直りをしてる間
私と慶太はいつも待たされる。

なぜか今日は静かだった。
「.....」
先に口を開いたのは慶太。
「俺ね、お前の事好きだった時あったんだ。」
「えっ!?」 
ずっと好きだった。
でも、慶太は頭が良くて何でも完璧で
私には手の届かない人だと思ってた。

「だけど、俺16にならないと付き合わないって決めてるんだ。」
「なんで??」
「今の自分じゃ、駄目だって思ってるから。」
「そうか...じゃあ、16になったら慶太に告白する!(照)」
「え...あぁ。待ってる(照)」

私の初めての告白だった。
大好きな君に伝えた初めて。