「大丈夫だ、食べれる。」
「それはおいしいの?おいしくないの?」
「ハハハ(笑)うまいって。」
「も~~~!!」
そこへ、緑涼がひょこっとやってくる。
「お~い、お前達、何やってるべ?」
「豚汁の味見。」
「どっちつかずの評価をいただきました(泣)」
「うまいんだって(怒)」
「どれどれ(笑)」
今度は緑涼が味見。さっき、風燕が使った小皿に豚汁を注いでいく・・・。
「椿・・・なんで泣くべや?うまいべ!」
「本当?」
「あぁ!すごくおいしい。」
「よかった・・・・」
椿がほっとした表情を見せると、緑涼は、豚汁の入ったなべを持って・・・
「さ~大掃除の打ち上げ始めるべ!!」
と意気揚々と庭へ向かって行く。そのあとに続くようにバーベキューの具を持って風燕が庭へ。
椿は、熱燗をなべから引き上げるとお盆に乗せて庭へと向かっていった。