その頃倉庫では… 「火燐~尻尾とんでもないことになってるべ(笑)」 「お前、尻尾しまえ(怒)」 火燐の白い尻尾は埃で真っ黒。緑涼と風燕が気付くまで、火燐は尻尾をしまい忘れていたことに気付いていなかったのだ。 火燐は仕方なく、作業を一旦中断して外へ。入口のすぐ横で尻尾をパタパタと動かして、纏りついた埃を必死に取ろうとしていた。