その頃キッチンでは・・・
「これだけ肉あったら、何とかなるべ(笑)」
「何が?」
「うん?晩御飯。今日は庭の掃除もしたから枝とか葉っぱとかがいっぱい出たべな、バーベキューにしようかと思って(笑)」
「「バーベキュー!」」
「んだ!思いっきりきれいになった庭で畑の野菜とここにある肉で思いっきりバーベキューすっべ!」
「「やった~!!」」
椿と火燐は掃除の手を止めて緑涼に抱きついた。驚いた緑涼はその場に倒れこみ、床に頭を打ちながら「なした?お前達?そんなにうれしいべか?」といって彼らを両手に受け止める。