風燕と緑涼は凛香に言われるがままカンファレンス室に通された。

「とにかく、ここで待て。」

「みんな大丈夫なんだよな・・・」

「大丈夫だ。今回の件は、私のせいでもある。チェックしないで、安易に薬のことを話したんじゃ・・・とにかく、私が絶対助ける。だから、私を信じてくれ、緑涼。」


「わかった・・・絶対に助けてくれ、凛香。」
「俺も凛香のこと信じてるから、絶対に頼んだぞ。」

「わかった。」



凛香はカンファレンス室を後にする。その背中を緑涼と風燕はただじっと見つめていた・・・。