少しの沈黙 少し強く吹いた風が、桜の花をふわりと飛ばしていく・・・ 「・・・火燐さん・・・ずっと・・・私のお兄ちゃんでいてください。」 「うん。ありがとう・・・がんばるべ!」 その時の火燐の顔は、何か清々しいものになっていた。