家に入っても、椿の震えは止まらない。火燐は、椿を部屋まで運ぶとベットの上に座らせる。 火燐は、椿の部屋にあった桜の香りの御香に火をつける。 そんな時、コンコンとドアをノックする音が・・・ 火燐が、代わりにドアを開けるとそこにはマグカップを持った風燕が・・・ 「つ・・・椿に渡してくれ。」 「そんな事いわずに(笑)」 火燐はそういいながら、風燕の腕を掴んで無理やり部屋に招きいれ、椿の隣に座らせた。