「・・・。」 “お父さんお仕事がんばってね。” 椿はそれを見た瞬間、椿の眼から涙がドッと流れ出す。クレヨンで書かれた文字と似顔絵・・・子ども頃、椿が正嗣に渡した手紙だった。 その姿を見た緑涼は、そっと椿を抱き寄せた・・・。