「おはよ・・・」

眠い目をこすりながら火燐がリビングに入ってきた。
ネクタイはしていなかったが、白シャツにジーンズ姿という少しラフな格好をしている。



「お前とちょっとかぶったかも。」
「本当に?」



そういいながら、キッチンからエプロンをはずしながら風燕がやってきた。白のYシャツにジーンズ姿・・・100%服装がかぶっていた。



「まったく同じだべ(笑)」
「俺はまだこの上にジャケット羽織るの(怒)」
「そうだべか(笑)」



「とにかく飯食ったらすぐ出るぞ!」

「「「「「は~い。」」」」」



いつもより少し早いペースで朝食をとる。この日のメニューは、サラダとポトフとトースト。意外にさくさくと食べられるメニューだった。