その刀に、正嗣の姿がくっきりと映っている。しかし、正嗣は動じなかった。 「わかりますよ。でも・・・。」 「もう話すことはない。」 そういうと、また強い風が吹き出した。 次に風が止んだ時には神社の境内で気を失っていた・・・。