晩御飯を食べながら、明日の予定の確認。

「明日は、前半テーマパークで遊んで、午後は隣のアウトレットモールで買い物にします。」

「「「「「賛成!」」」」」

「あんまりたくさん買うと、飛行機に乗るとき大変だから衝動買いはしないように(笑)」

「「「「「は~い。」」」」」



「俺、本買いたい。」



風燕のこの一言で、予定が少し変わった・・・。


“買い物→テーマパーク→アウトレットモールでの買い物”に・・・



その日の夜中

みんなが寝静まった後、緑涼と禮漸が飲みなおしていた。

「今回の旅行はしてよかったな。」
「そうっすね。正直、蓮流への危険物が多いから、心配はしてたんですが。」
「そんだな。あと、椿が居なかったからいいものの、あんな“とんでもないチャンネル”つけだすとは思はなかったべ(笑)」
「俺もびっくりしましたよ。あれ、一歩間違ったら椿、見てましたね(笑)」
「んだ。大丈夫だとは思うんだけどな・・・」

そういいながら、地酒に口をつけ、買っておいたつまみを片手に話を続ける。

「コンビニの帰りに、椿に家族旅行したか聞いたんです。そしたら、小さい頃に何度かハイキングと海とか行ってたそうです。」

「そっか。おらもお父さんがんばんないと(笑)」
「そうっすね。俺もがんばります。」