「春河さん!」


めがねさんが椿を呼び止めると大きな紙袋を渡す。そこにはいろいろな焼き菓子が。

「これ、みんなで食べてね。」
「いつもありがとうございます。」

そこに美月も合流。

「みんなで押しかけちゃってすみません。」
「いいのいいの。私も今日椿ちゃん達に会えてよかった。また、みんなで遊びにおいで。」

「はい。」

そんな話をしているうちに、緑涼が運転する車がカフェの前に到着する。

椿は助手席に乗車すると「ありがとうございました!」と窓から頭を下げた。すると「いつでも遊びにおいで!待ってるから!」と美月の暖かい声が椿達に向けられた。