「何をしておるのじゃ?」 凛香が正嗣の背中をぽんと押す。すると、正嗣は店の前にいた。凛香が術を使い、瞬間移動させたのだ。 正嗣が、反対側の道路を見ると、凛香達が手を振って何かを言っているのがわかった。 “がんばれ。” と・・・ 正嗣は、少しの勇気を彼女達からもらうと、そのカフェの扉を開けた・・・