「ま、いーじゃん?葉月優花ちゃんか~。かわいいね」



……へっ!?


タクトくんがあたしの手を取って、ニッコリと微笑んでくる。









わ……わ……。



慣れない態度に、動揺しまくりのあたし。



それを見て、凛がタクトくんをあたしから引きはなした。



「タクト~、やめなって!あっ、コイツは池上タクトって言って、あたしと同じ星野学園の中等部上がりなの。


超~チャラ男だから、信じちゃダメだよ?」