え……やっぱり、藤くんは凛のことなんとも思ってないのかな……。



そう思ってるとき、目の前に3人のギャルが現れた。



「タクトセンパ~イ! ちょっとだけ話せませんか?」




「しょうがナイな~。ちょっとだけだよ?

じゃ、行ってくるね」


タクトくんはそう言うと、あたしと藤くんの側を離れて、ギャルと向こうに行ってしまった。



えーっ、あたし藤くんとふたりっきり!?



どうしようっ。



ドキドキしてると、藤くんがその場に座った。









「立ってんの、ダルくね? お前も座れば」



……わーい、やった!