アハハ! やめて~。面白いけど、藤くんはもっとカッコいいから!」



「なんだよ、それー。傷つくなぁ」



タクトくんはフフッと笑うと、あたしの背中を軽く押した。








「そろそろ暗くなってきたし、キャンプファイヤーが始まるまでに藤を見つけなきゃね。

行こう」



「うん」



あたしはタクトくんと一緒に、キャンプファイヤーの会場へと急いだ。