靴箱まで来たときに、思いきって告白することにした。


隠してても、どうせいつかはバレることだもんね。


「あのね、凛。あたし……生徒会長の白丸先輩と付き合うことになったの」


「へー、やるーっ」


「えっ、驚かないの!?」


あまりにすんなり受け入れられて、あたしの方がびっくりだよ。


「昨日、図書館でふたりを見たって子がいたんだよね。

もしかして、って思ってたんだ」


ウッソー!まさか、見られてたなんて。