強引に引っ張られ、腕が痛い。
「コラコラ、少年? 高等部に勝手に入ってきちゃダメよ」
タクトくんがニコニコ微笑んで、翔くんの腕を掴んでる。
「うるせぇな、離せよ」
翔くんはタクトくんの腕を振りはらうと、またあたしの腕を引っ張る。
「痛っ……翔くん、そんなに急がなくても……」
凛と藤くんは無言でコッチを見ていて、その間にあたしは翔くんに、ろう下まで連れだされた。
「なぁ……昨日の話、考えてくれた?」
えっ、昨日って?
もしかして……『俺のオンナになんない?』って、言ってたこと!?
「あっ……あの、あたし……カレシがいるの……」
昨日できたばっかりだけどね?
「コラコラ、少年? 高等部に勝手に入ってきちゃダメよ」
タクトくんがニコニコ微笑んで、翔くんの腕を掴んでる。
「うるせぇな、離せよ」
翔くんはタクトくんの腕を振りはらうと、またあたしの腕を引っ張る。
「痛っ……翔くん、そんなに急がなくても……」
凛と藤くんは無言でコッチを見ていて、その間にあたしは翔くんに、ろう下まで連れだされた。
「なぁ……昨日の話、考えてくれた?」
えっ、昨日って?
もしかして……『俺のオンナになんない?』って、言ってたこと!?
「あっ……あの、あたし……カレシがいるの……」
昨日できたばっかりだけどね?