「聞いてよ~、藤の寝癖……ココだけ、ピョコンって。かわいくない!?」
凛は藤くんの後ろ頭を差して、プククと笑ってる。
うわぁ……ホントだ、ハネてる。
後頭部のど真ん中の髪が、チョコっと立ってる。
完全無欠ってイメージのクールな藤くんの髪がハネてるって、ちょっと意外。
バスでもずっとあたしの後ろだったし、降りたあと追いぬかれたときは気付かなかったぁ。
「あ~、もぉ、ほっとけよ。どーでもいいだろ」
藤くんは凛の手を振りはらうと、机に突っぷしてる。
「藤、照れてます」
タクトくんは藤くんの頭をグシャッとすると、あたしを見てニッコリと笑った。
凛は藤くんの後ろ頭を差して、プククと笑ってる。
うわぁ……ホントだ、ハネてる。
後頭部のど真ん中の髪が、チョコっと立ってる。
完全無欠ってイメージのクールな藤くんの髪がハネてるって、ちょっと意外。
バスでもずっとあたしの後ろだったし、降りたあと追いぬかれたときは気付かなかったぁ。
「あ~、もぉ、ほっとけよ。どーでもいいだろ」
藤くんは凛の手を振りはらうと、机に突っぷしてる。
「藤、照れてます」
タクトくんは藤くんの頭をグシャッとすると、あたしを見てニッコリと笑った。