「千奈が死んで誰が喜ぶんだよ」

何でこの場所が分かったの....??
私に一歩ずつ近づいてくる

「近寄らないで!!!!」

私の声なんて耳に通さず貴方は私に近づいてくる。

「ばか。」

「は?」

「千奈って女はバカ」

「何よ、急に。」

「お前が死んで直樹くんは喜ぶか?俺は悲しむと思う。お前は直樹くんの分も生きてんだろ、」

言葉が出ない。
確かに愛斗が言ってるのは正しい。。

「けど...

「ケドぢゃねーよ。どんなに死にたいと思っても自分から命を絶とうとか考えるな。大事な命だろ。」

私は人生において何度も死のうとした。
直樹を失ったとき、
母に殺されかけたとき、
友達を失ったとき、
ケドそれば全て間違えだったんだね。

ただ、その場が嫌で逃げてただけだね。
ほんと、私って弱いなぁ...


「悩みは抱え込むな.何でも俺に言え。」

「失うのが怖かったの....」

「んっ?」

「愛斗を直樹みたいに失うのが怖かったの」

「そんな事大丈夫だ!安心しろ」

いつものように頭を軽く叩いて満面の笑顔を私に向けた。

「千奈は千奈らしく生きてればいいよ」

「うん。」

私は帰る場所がないので愛斗の家に泊まらせてもらった。

「親はいないの?」

「うん。俺、一人暮らしだから。」

古ぼけたアパートの二階に行った。

「横倉...?」

「俺の名字」

開けるとタバコの匂いや皮の匂いがした.
気持ち悪くなってきた....

「あれ、千奈ゎタバコ吸わない?」

「禁煙。」

「そっか。」

愛斗がトイレ行っている間、私はぐるっと部屋を見てみた。
そしたらアルバムらしきのがあった。
パラパラっと見ると見覚えのあるのが

「あれ....」

それはある男の人の後ろ姿。
何か見たことがある。

「だめ!」

「ちょっと、これ誰?」

「友達!はい、終わり!」

何焦ってんの....
こいつ、何か隠してんね。

「いただきます。」

「へー、愛斗って料理上手いね!」

「こんなの普通だろ。」

そんな普通な事も出来ない女です。

「先に風呂入っていいよ」

「はーい。」


何か男の家って久々....
しかも二人っきり...
ケド愛斗とはそーゆー関係ぢゃないから大丈夫だよね!!

「愛斗いいよん」

「あれー?どこー?」

べっどをみたら安らかに眠っている愛斗がいた。

「お風呂いいよー」

その時、愛斗が私の手を掴みべっどに倒した。

「な、、なに!?」

「千奈、可愛すぎだから。」

私は嫌な予感がした。
私はレイプなどにあって体の事では嫌なことばかりだからヤりたくない。

「やめて」

「やだ、」

私は思いっきり愛斗の頬を叩いた。

「もぉやだ。」

「千奈」

「BYE-BYE」

私は愛斗の家の近くのコンビニに行った.

はぁ~
もぉ、やだ。
何でこおなったんだろう。

私は買ったおにぎりを口に頬張った