「蓮くん!!!あたしもやるから、後半も一緒にがんばろ?」







だから、あたしも止めに入った。








「わかったよ…。」









すると、蓮くんはあたしたちに折れて、後半もやることになった。








後半も蓮くんたち目当てもお客さんがゾロゾロ入ってきた。









あたしは、凛にメールしたかったけど、そんな余裕なんてなかった。








そんな忙しいとき…







「ちひろ!!」






あたしの名前を呼ぶ声。








あたしはその声のするほうに振り返った。