「はいはーい、静かにー。まぁ質問は後でな。とりあえず席は…」



先生は周りを見回して
ある一点で止まった。




「結城の隣が空いてるから席はあそこで。」


「はい。」




綺麗な顔立ちの彼が
こちらに歩いてくる。




「よろしくね!結城さん。」



そういって
ニコッと笑顔を作った。



「…はい///」




なんか…


全部見透かされてるような


でも全く嫌悪感はないんだけど


胸の中がくすぐったくなるような。


そんな感じがした。



…始めての感覚。