「あははっ、何それー!」


「そう思うだろ?でもこれが本当なんだよな~」



2人ともおっきい声で話しているから、嫌でも聞こえてくる。

那乃の声だ…。


心なしか、俺といるときよりも楽しそうにしている。



怒りと嫉妬と悲しみと悔しさが込み上げて、おかしくなる



「那乃、なんで…?」




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次の日那乃に話しかけられたけど、話す気になれなかった。




俺は、どうしたらいいの?