「いってきます…」


誰もいない家に、そういって家を出た。


電車に揺られること15分…


「次はー、○○駅ー」


もう降りなきゃ!


そう思い、人をよけながら

出口の方へ向かっていると


ドンッ…


おじさんの肩があたって、

倒れそうになった。


「キャッ…」