「よかったー危うく斗真をぶっ殺しに行くとこだったよー」

部員の1人が言った。



「えっ?なんでですか?」

私が聞くとレンくんが

「お前天然?それともアホ?」

なっ!!アホ…

「おーい!!俺の自己紹介。」
先輩が大きく手を振ってみんなを呼んでいる。

「俺さー…斗真嫌いなんだよ。」

あんなにいい先輩なのに...いつから嫌いになったんだろ?そう思い私が聞いてみた。

「いつからですか?」

「今さっき!」


笑って答える先輩。



「だってー斗真さぁーユリちゃんと仲良さそうだったからさ。な?」

といいもう1人の先輩にふった。

「そうだな。」


ここの人達も先輩と同じ
明るい人だった。



「よしっ!斗真っ!!自己紹介やれ。」

「キター!行くぜっ。えっと……俺は、空森斗真!!3-B!!好きな食べ物はギョーザ!血液型はO型誕生日は3月17日!!趣味はギターで特技はバスケ。」


先輩の自己紹介を無視して佳奈が言う。



「今日はディフェンスを鍛えるから、みんな、カラーコーンだして。」



先輩は(ひどっ)と言って
いたけど佳奈が睨み付けたから怯んでしまった。


「よしっ!!AとSに別れて。」


「「はーい!!」」


そしてみんなが作業に取り掛かっている時。



「アンタマネージャー?」

佳奈と私に言ってくる。


「え?そうですよ。今日からですけど…」


最初に私が答えた。

背が高くてすごくかっこよかった。



「ふ~ん。俺明日からバスケ部だから、そんじゃ。」

行ってしまった。



「ユリ、あの人知ってる?この学校にあんなイケメンいたかしら?」


佳奈の言うとうり、

この学校にあの人が

いたら騒がれるはずなのに、

みたことがない。



「明日来る転校生…とか?」

「…そうね。別に私達には関係ないし、気にしないでこっちに集中しましょ」

きずいた時にはみんなはもう練習をしていた。

それからいろんな仕事が
きてドリンク作りや

洗濯、色んなことを

した。佳奈って凄いなぁ。
2人でも大変なのに、

これをいつも1人で

やってたなんて…

私も頑張んなきゃ。

そう決心した。

飽きっぽい私は

どこまで頑張れるのかな?