「そ…か。うふふっ、うれしい。勇気大好き。」

そう言って俺に腕を絡めて自分からキスをしてくる雅をドキドキしながら抱きしめて、柔らかいその肌に手を這わせると雅が僅かに甘い声を吐息と共に漏らし始める。

今度はもう自分を見失う事は無かった。

出来るだけ優しくゆっくりと指を進めていくと、キスで塞いだままの唇からも徐々に甘い声が漏れ始めた。

大切にするよ…雅

唇を寄せ、そっと囁くように雅に約束する

「雅…俺、雅が大事だし絶対に泣かせたりしないよ。
約束する…おじさんにもそう約束したんだ。」

おじさんとの男の約束だしな。

絶対に泣かせたりしないよ