ずっと待っていた…このときを

雅と一つになれるこの日を…俺は何年も待ち続けてきた。

噛み付くような乱暴なキスを繰り返し、荒々しく胸に手を這わす。


白い肌に紅い花を散らし、俺のものだと言う証を残す。

緊張からか雅の体は細かく震えていたが、そんな震えすら今の俺を駆り立てる素材でしかない。

雅が欲しい。

一秒でも早く俺のものにしたい。

雅の事を考えている優しさも余裕も無かった。