雅が部屋を出て階段を降りる音を確認して、さっきの紙袋を広げてみる。

中に入っているものを見つめ溜息を一つ…。

これ、やっぱり説明するべきなのかな?

話した時の雅の反応を色々想像してみる。


1『いや~!勇気のH!!もう嫌い!!』バチン★

……これは遠慮願いたい。
あいつの平手は常人並みの力じゃないからな。


2『パパがくれた?信じられない。
パパなんか大っきらい。もう口も聞いてやらない!』

……これもヤバイ。
今後おじさんの理解と協力を得られなくなりそうだ。(何のだ?)


もうちょっと希望のあること考えてみよう…


3『ちゃんと考えてくれてるのね?ありがとう。』

……言うはずねぇよな。


4『用意してくれたの?使ってみようか。』

……死んでも言わねぇだろうな。