「ぬあぁぁぁぁぁぁ!!!」

某月某日のAM8:27頃、地響きの用な悲痛な叫びが街中に広がった。


「どっ、どしたの!!?」

「やばいやばいやばいやばいやばいやばいよ!!!また財布忘れた!!」

どうやら、それほど深刻ではなさそうだ。


「…は、あんたこれで1週間連続じゃん………」

「ごめん知里、先行っといて!!」

「…あーあ、あんたと居るとほんと疲れるわぁ」

「ごめんねー!!」

そう良い、知里と呼ばれた友達と別れて別方向へ進む。






「…ふぅ」