「「「なんか・・・微妙?」」」
「え゛?な、なにが?」
「何って・・・千里と付き合いたいとは言え、女装までするヤツはどーなんだろ?」
「う、う~ん・・・」
真琴のセリフに曖昧に唸る華ちゃん。
「や、でもそれ、私のイジワルで。天音は誠意を見せてくれてるダケで・・・。」
・・・こないだはうっかり変なモンも見せられたケド。
でもあの状態でも、天音は飛びかかって来たりはしなかったもん。
やっぱり今までの男とは違う・・・
蘭子がびしっと私に人差し指を突きつけて高飛車に言い放った。
「ヘタレね!じゃなかったらとんだM男よ!」
「っ・・・・」
ち、違―――う!
天音はヘタレでもM男でもないわよ!!
・・・・多分。