そんな激励ムードの中、蘭子だけがけっと鼻でせせら笑った。
「またどーせ顔目当てでしょ?止めときなさいよ。また泣かされるのがオチでしょーよ。」
マヂで、コイツと友達の自分を不思議に思うわ。
「アイツは今までの男と違うわよ!」
「へぇえ?じゃ、ソイツアンタの何を好きだって?どんな出会いよ?」
「・・・・一目惚れだって言ったけど。」
「ほらご覧。やっぱ外見じゃない。」
「ち、違うわよっ・・・違わないけど、だけどそれだけじゃなくて・・・」
「違わないねっ!大体千里って、顔以外のどこに惚れる要素があんのよ?アタシが男なら、そのカワイクナイ性格知ったらまずヒクねっ!!」
・・・この女~っ!!
言いにくいコトをズケズケと!