「お生憎様!男よ。」


「はいはーい。そんな見え透いた見栄ヤメテよねー。」


「見栄じゃないわよっ!万里のトモダチ!告られたの。まだ、付き合ってるワケじゃないけど」



へぇ~、と真琴。





「ヨカッタじゃん?あの男嫌いの千里が友達といえども男子とお付き合いしてるんなら。ちょっとは男嫌い克服してるってコトだしさ。」


「そうだよ千里ちゃん。わたし、自分の事のようにウレシイよぉ。」



真琴と華ちゃんに口々にそう言われて・・・



微妙。


二人には、私のコトより、自分のコトをナントカしたほーがイイと思うんだけど。