前屈みの不自然な格好でトイレを目指す。


目的地を目前にして、階段のトコロで足を止めた。




何か視線を感じる・・・・





横を向いて、今まさに階段を上がってきた万里と遭遇した。




・・・・・・・。






わぉ・・・

アルマゲドン級ヒジョウジタイ。




てか、万里の銅像か?


ビクリとも動かネーよ。

呼吸デキテル?






だが、いっかな視線が合わないのは、万里の視線が俺の目よりかなり低い位置に据え置かれているからで・・・・





キョーダイ揃って、ソコに釘付けデスカ、おいっ。







呆けた面持ちの万里がノロリと視線を持ち上げた。




俺を凝視し




「・・・・・・天音・・・・?」




呟きと同時に後ろへ傾いていた。



Σ(っ゚Д゚;)っ