「千里ちゃん、ちょ・・・タンマ・・・」
「はぁ!?まだそんなコト言ってンの!?大人しく観念しなさ―――」
そんなことを言って、俺を睨むべく顔を上げた千里ちゃんも状況が読めたようだ。
視線がスカートを持ち上げる俺の第三の脚―――モトイ、隠し子に釘付け。
イタイ沈黙。
「っ・きゃぁぁぁぁぁぁぁ」
耳を劈く悲鳴を上げて千里ちゃんが仰け反った。
その隠し子、誰の子なの!?
・・・ってより、
未知との遭遇、ってカンジ?
さぁ、人差し指でコンタクト取ってみよーっか!
・・・・なんて冗談は口が裂けても言えないケド。