彼は部屋に入るなり彼のトレードマークでもある
タンクトップのシャツを脱いだ 

デスクの上にある携帯電話を取り親指でナンバーを押した


「もしもし?シオンさん 俺です 満月です お久しぶりです」

「きぁや~満月君 やだ~嬉し~ 何 百合は打ち合わせに出てるけど」
 
甲高い大きな声 思わず彼は耳から携帯を離した

「あの..シオンさんに お願いがありまして」
「えっ あたし?やだ嬉し~大好きな 満月君のお願いなんて 聞いちゃう なに なぁ~に言って」
「ありがとうございます」



彼は 話が終わると 急いで着替えを済ませて出掛けて行った



三神は1人部屋に残されて


「なんだか 面白くなりそうだな…」


ソファに座りゆっくりと自分で淹れたコーヒーを啜る