そして同じ班同士集まれと担任から指示がでたので
みんなざわざわと動き出した。


「華恋、こういうのに全く運ないからさ~
仲良く話せる人と一緒にならなさそうや~」


「そんなん私もやで!問題は男子よね~」


なんて麻里と話してたらはよ座れと言われたので
席についた。

「え?」
「ここであってる...よね?-」

いたのだ。

ーーーーー成瀬海斗。




「麻里!」


思わず嬉しくなって叫んでしまった


麻里と芽衣は班が同じらしく二人して
こっち向いてニヤニヤされていた。


わたしも嬉しくて嬉しくてあの時はほんとに
頑張ろう、そう思えた。









でも今思えばあの光景が自然だったんだよね。

信じてた、明るい未来を。