二人でベッドに入る
ドキドキドキ
トモキ君に背を向け
どうしよう
眠れない・・・
意識しすぎて
「セイラ」
どうしよう・・・
「セイラ・・・」
トモキ君の方を向き
「・・・何?」
トモキ君の顔なんて見れない
恥ずかしくなってきた・・・
トモキ君から抱きしめられ
「少しだけ・・・いいだろ?」
うなずいた
いい香りが
ドキドキが止まらない
お互い、何も話さないまま
眠りについた。
その日から、トモキ君と
一緒に寝るようになった。
何もしないで
抱き合ったまま
トモキ君の温もりが
私を心地よくさせていた。