なら、あたしはどうすればいいの?? 「先生……」 「はい。」 これを聞いてはいけない。 自ら聞くようなことじゃない。 だけど…… 「あたしはあと、どれだけ生きれるんですか?」 まだちゃんと病気の説明を聞いていないけど。 でも直感的に思ったんだ。 どっちにしろ助からないのなら、残りの命の長さを知りたい。 先生はあたしの質問に驚いたように目を見開いた。