「いっそげー!」と言いながら、ピョンピョン階段を駆け上る美歌。 そんな美歌とは間逆で、あたしはすぐ疲れてしまう。 「はぁ……美歌、早すぎ」 あたし、体力ないなぁ。 やっとの思いで階段を上り、教室へ向かった。