「そ…んな…。
あたし、だまってるよ。アキストン。
先生にも、お母さんにも、お父さんにも、誰にも言わない!
だから、行かないで!
一緒にいたいよっ‼‼」




「ユキリーナ…ごめん。
でももう無理なの。
誰かに力を見られたら、
わたしは知られずの森に帰らなきゃ。
お父さんと約束したの。」



「…ごめんね…あたしのせいだね。
あたしがサンドロスの洞窟に行こうなんて言わなかったら…」




「そんなことない!
たのしかったよ!
わたし、ワルイストの魔力感じてたのに、少しくらいいいかなって思っちゃったの。
ユキリーナと遊ぶのたのしくて。


また、会えるよ!
必ず。

次は…敵として…かもしれないけど…。」




「敵になんてならない!
約束する!
あたしはアキストンの友達だからね!
絶対、ぜーーーったいまた、会おうね!」