ユキリーナは何かを思い詰めたようにしていましたが、 しばらくして口を開きました。 「アキストン、あなたはなんでそんなに強い魔法が使えるの? それに、あんな魔法、あたし初めて見たよ。 お母さんやお父さんの魔法は… あんなに… あんなに… 冷たくないの。 もっと、楽しくなっちゃうような、 そんな光がでるんだよ。」 アキストンはその話をだまって聞いていました。 そして、ゆっくりと、話し始めました。