保健室は冷たい空気が流れた。
祐司はなにも言わなくなった。

淳一)なんか言ったらどうなんだよ…。
祐司)…ごめん…。
淳一)せっかく一緒の中学に上がれると思ったのに…。
祐司)父さんの仕事の都合で言えなかった…。

俺は祐司の言葉に唖然とした。
何も言えなかった。
それから何分間は沈黙が続いた。
そして…

祐司)俺達もう親友でいられないのかな?
淳一)バカ言ってんじゃねぇよ!!
祐司)淳一…。
淳一)俺達色々な事してきたけど、いつも一緒じゃないか!!

俺は祐司に初めて怒鳴った。
声が外に漏れるくらい。