「今日はホテルに泊まるよ」


そう言い賢治は静かに部屋を出た



賢治の居なくなった部屋は最後まで私には広過ぎた


バルコニーに出るといつもと変わらない東京の夜景が広がっている



キレイ…




ここから見える景色を私はただ信じたかった