「そしたらまた玲二クンに探しに来てもらうもん!」



「あー、そう?じゃああたしも探してあげるわ。そのかわり、ママを困らせた罰でげんこつね?」



「~ッ、」




亜子ちゃんは悔しそうに白崎の腕を放し、走って行った。





「ぷっ、」




「…へ!?」




いきなり笑い出したのは白崎。



「な、何よ!?」




「…いや、面白くて、ね?」