次の朝、あたしは学校をサボった。 前はサボるのなんて普通だったのに、白崎と出会ってからはサボったりしなかった。 枕に顔をうずめ、布団にくるまった。 今日が記念日ならいいのに。 なんで昨日だったのかな? どうしようもない。 もう、一年目の記念日は戻らない。 ガイドブックがかわいそう。