「玲二クン!」




校門のところまでついた時、二人の足は止まった。



………玲二クン?



駆け寄って来たのは、ものすごく美少女で。
寒い中、待っていたのか鼻が少し赤い。



えーっと、誰…?




「…亜子、」



亜子…………?
白崎、知り合いなの?



亜子…そう呼ばれた美少女はあたしと白崎の繋いだ手を見つめた。