「も、もう帰る!」


「勉強は?」


「今日はお休み!」







バッグを持って立ち上がると、白崎に腕を掴まれる。




「一人で帰る気ですか?」



「…え、」



「今日休んだ代償は大きいですよ?」



そう言いながらも白崎はバッグ持って立ち上がった。